本協議会は、城下町、宿場町、集落等の歴史地区を、歴史的建築物に滞在しながら地域の食文化、生活文化を体験できる地区として再生するとともに、そのネットワークを形成して、地域の発展と豊かな国土づくりに資することを目的としています。
ポルトガルには、古城や修道院を再生活用した国設民営のホテルグループ「ポザーダ Pousadas」が存在しています。 スペインにもよく似た仕組みがあり、「パラドール Parador」と呼ばれています。 日本でも同じように、魅力的な歴史建築を活かし、地場の特色あふれる豊かな日本の食を味わいながら、 「暮らし」を体験するツーリズム事業を実現したいと考え、その考えに賛同した企業・自治体によって 地域資産活用協議会 Operaが2014年6月に結成されました。地域資産活用協議会 Operaとは?
事業について
平成26年度は、国土交通省の「地域づくり活動支援体制整備事業」の採択を受け「但馬・丹波地域における「歴史的建築物の活用」に対する中間支援活動」事業に取り組んでいます。
本事業では、主に下記2つの取組みを実施しています。
取組①:物件調査と活用プランの作成
自治体、自治会等へのヒアリングを行い、活用候補物件を洗い出すとともに、物件活用の方向性を設定します。ヘリテージマネージャーを招聘し、候補物件の構造、意匠、間取り等に関する調査を行うとともに、活用可能性、活用用途、それに伴う法規制等について検討していきます。
取組②:地場メニューの開発、地場ツアーの造成
フードコーディネーターを招聘し、地場の特産農産物の発掘、それを使用したレシピの開発等を行います。また、地域の祭や行事、地場の生活文化(注連縄づくり、味噌づくりなど暮らしのなかに息づいている文化)に根ざしたツアー商品の造成等について検討してきます。
また、不定期で協議会を開催しており、構成団体における情報交換を行っております。
参加をご希望の自治体、団体の方は、お問合わせフォームより事務局宛にご連絡ください。
地域資産活用協議会 Opera 組織体制
<構成団体および協議会における主な役割(2015年2月現在)>
構成団体名 | 主な役割 |
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条例の設置・運用、専門委員会の設置・運用、改修資金助成 |
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経営支援、資金融資、事業者マッチング |
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改修支援、サブリース、事業者マッチング ※事務局 |
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経営への参画、支援 |
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地域ICT支援、マーケティング支援 |
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情報発信、地域振興支援 |
<役員>
会長1名、副会長1名、監査1名および
<事務局>
地域資産活用協議会 Opera 事務局
一般社団法人ノオト 創造農村プロジェクト
〒669-2321 兵庫県篠山市黒岡191 篠山市民センター内
Tel 079-552-7373 / Fax 079-552-4680
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